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阿倍野に咲く花をご紹介します

ヒぺリカム・ヒデコートがHoop南側で、ヒぺリカム・カリシナムがアンド4Fで、造花の様な黄色の美しい花を咲かせています。
ルピナスの花はピンク、黄色、藤色と鮮やかで好評でした。5月は花壇の草花の植え替えを終え、シマトネリコ、トキワマンサクの透かし剪定を行いました。
6月は花の終わったツツジ類の刈り込み作業が急がれます。

木々は新葉の展開・成長期で水のチェックも欠かせません。
梅雨時を迎え天気予報とにらめっこで梅雨の晴れ間の作業にいそしみます。
また、種蒔きしたヒマワリの芽出しを期待と不安で見ています。

6月の花 ユリノキ

ユリノキは5月から6月にかけて、チューリップに似た黄緑色の花が咲きます。
花の大きさは直径5~6cmで結構大きいのですが、色的に目立たないのと、高い梢の上に咲くので気付かれないことが多いです。
一般に被子植物の花と言えば3枚か5枚の花弁と一つの雌しべ、多数の雄しべという単純な構造ですが、ユリノキは6枚の花弁で多数の雌しべと雄しべをらせん状に配置しています。
このことからユリノキ、コブシなどのモクレン科は被子植物が誕生した白亜紀のころの姿を留めていると考えられています。白亜紀は恐竜が繁栄し絶滅した時代で、ユリノキはフウ、イチョウと共に生きている化石と言われています。
氷河期(およそ200万年前から1万年前の洪積世)に多くの植物種が絶滅したと考えられていますが、鳥取県で新第3紀層(およそ2500万年前から200万年前)からユリノキの葉の化石が発見されました。

ユリノキは北米原産のモクレン科の落葉高木で高さ60メートルに達し、枝は少し斜上して美しい樹形を作ります。
私のユリノキのイメージはチューリップに似た花より美しい樹形の樹で、新宿御苑の3本のユリノキは大きさと樹形に強い印象を受けました。
明治の初めに日本に伝えられてから、街路樹や公園樹として良く利用されています。
私も公園や園地の植栽計画のメインの所によくユリノキを使いました。
ユリノキの葉は互生、葉の先端が2つに分かれており、4~6に浅裂する独特の形をしています。 別名のハンテンボクは葉の形を半纏(はんてん)に見立てたもので、そのまま人形の着物に使えそうな形です。
ユリノキは別名の多い木です。他にヤッコダコノキ、グンバイボク、ローソクの木、イエローポプラ、ホワイトポプラ、ホワイトウッド、チューリップツリー、チューリップポプラ等と呼ばれます。
材は比較的柔らかく狂いが少ないため、建築、家具調度品などにも利用されます。

  • ユリノキユリノキの樹形
    久宝寺緑地
    撮影:04.23
  • ユリノキユリノキの花
    久宝寺緑地
    撮影:05.13
  • ユリノキユリノキの果実
    久宝寺緑地
    撮影:06.24

名前の由来

ユリノキの学名はLiriodendron tulipiferaです。
Liriodenronはギリシャ語のleirion(ユリ)とdendron(木)を合成した言葉であり、tulipiferaはチューリップ状の花を持つという意味です。
リンネがなぜLiriodendron、ユリノキの名を付けたのか?
花がユリに似ているためとは思えず、他になにか「ユリ」に似ているところがあるのか調べましたが、やっぱりよく解りません。
英名のtuliptreeの方がよく解る気がします。

  • ヒぺリカム・カリシナムアンド4F
    ヒぺリカム・カリシナム
    撮影:H24.05.28
  • ポピーHoop南側
    ヒぺリカム・ヒデコート
    撮影:H24.05.28
  • ワイルドストロベリーPビル西側他
    好評だったルピナス
    撮影:H24.05.30
先月の主な作業のコーナー
先月の主な作業

Hoop花壇、クーポラの広場円形プランター、2階カーロータリー南側、3階シースルーEV前にベゴニア、インパチェンス、ポーチュラカの花苗の植え付け及び土壌改良を行いました。
アンド4階中高木の枝が勢いよく伸びてきたので、まずはオリーブを剪定しました。
また、今月はG・Wの後、降雨が殆ど無く気温が高く晴れが続いたので、月の半分以上は潅水作業に追われました。

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