HOME > MiDI通信 > あべの花さんぽ道 > あべの花さんぽ道 平成23年7月号

阿倍野に咲く花をご紹介します

夏至が過ぎました、梅雨明けが近付くと一段と太陽は暑く感じます。
潅水作業の時期を迎えました。潅水はほんとうは朝夕の涼しい時間帯に行った方がよいのですが、勤務時間と植栽面積の広さのため、ローテーション表を作成して真昼の暑い時間帯にもおこなっています。
花壇やアンド周りは週2回、その他は週1回から葉の萎れが観察されたら慌てて行う所等優先順位を付けて作業をおこないます。

7月の花 クチナシ

私のクチナシのイメージはあまり良くない。
クチナシといえば虫食いでぼろぼろになった葉とその害虫オオスカシバの大きな幼虫(いもむし)が連想されおぞましい。 しかし、葉から浮き上がって見える純白の美しい八重咲きの花と香りはうっとしい梅雨を忘れさせ、クチナシのファンが多いのも明白です。
クチナシの花言葉は"幸せを運ぶ、清潔、胸に秘めた愛、私は幸せ"等素敵です。 でも、昔、(この花を植えると嫁のクチナシ)という言葉が使われていたのを思い出しました。
しかし、クチナシの名前から「朽ち無し」=朽ちることがないと言う意味で縁起物として結婚祝い、結婚記念日、開店開業祝いに送られる人が多いそうです。
クチナシはアカネ科です。 アカネといえばつる性の多年草で根から採れる赤い染料が有名でアカネの語源です。 クチナシの実を乾燥させたものも食品を黄色に染める着色料として栗やサツマイモのシロップ煮、きんとん、沢庵漬けなどに使われます。 クチナシ酒は疲労回復、強壮、健胃などの他、精神安静、安眠、美容などにも効果があるといわれます。
薬用としても、解熱に、打撲捻挫時の痛み止めの他、浮血にも効くとされています。

  • クチナシクチナシの害虫
    オオスカシバの幼虫
    撮影:H22.10.20
  • クチナシ今年咲かなかった
    クチナシ
    撮影:H23.07.04
  • クチナシ 
    2年前のクチナシの花
    撮影:H21.06.22

クチナシの名前の由来

①果実が熟しても口が開かないからというのが一般的です。
②クチナシの古名はクチナワナシで、クチナワ(ヘビイチゴの別名をクチナワイチゴと呼ぶ例から)はヘビのことで蛇は食べるが人間には食べられないと言う意味です。
ヘビナシからクチナワナシそしてクチナシに転訛したものです。
③クチバシナシの略。古くナシとは果中に多くの細かい種子がある果実を表わした。(ヤマナシ、サルナシ等)果実に6稜があり、その先端からクチバシ状のガク片を伸ばす格好がクチバシすなわちクチをつけたナシであることからクチナシと呼ばれるようになった。

クチナシの花が咲く整枝・剪定のコツ

新宿ビル取り合いのクチナシは2年前初めて7輪の花が咲き、愛情を注いだが昨年は1輪、今年は蕾が上がりませんでした。
クチナシの花が咲かない原因は剪定ミスか虫害です。
オオスカシバが毎年発生し、虫の食われた葉が見苦しいので秋に刈り飛ばしてしまうのが原因みたいです。

剪定方法

クチナシの花芽は春から伸びる枝の先端に7月にできます。さらにそれから伸びる枝の先端に9月にも花芽が2回できます。
ですから、秋から冬のかけて強い刈り込みを行うと2回分の花芽を切ってしまうことになります。 2段階にできた花芽を剪定しないでおくとたくさんの花が咲きます。
剪定が必要な場合は花の終っていない7月中に早めに剪定を行います。
その後に伸びた新梢が秋に花芽を付けます。
来年はたくさんの蕾がつくことを期待します。

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